恥をかく事を、恐れない
「恥の多い生涯をおくってきました」
3連休に家族がぎっくり腰になり
休診ばかりの整形外科やら鍼灸院の中から
程遠い院を見つけ、車でえんこら1時間
待ち時間の3時間の暇にかまけて、太宰治の
人間失格を久しぶりに開く。
この冒頭文が、物語のすべてなんだけど
それを本当に主人公が感じていたかは、謎だ。
考える。
ものを書く事って、割と嘘のない自分を書く
わけで、相当に恥を書く作業だと気づいた。
恥をかく覚悟、とでもいうか。
でも、何かの文章の言葉の記憶で
書く事が自分を鍛える事であり、さまざまな
人生の耐性を磨くなんてものを思い出した。
書いて、恥をかく訓練。
うーん、文章にうんと恥をかいてもらって
実行動は、お酒で恥をかかない自分で
いられる事を、臨もう!と、本を数ページ
よんで、そらを仰いだ( 少し 大袈裟な )
2年連続で、年賀状を出せなかった 友人から
丁寧なビッシリとしたためた文章の年賀状を
もらった。2年分のダイジェスト。
「 ……、自分の子どもとかわらないような
人達にまじり、准看護師の資格をとりました。
小さな病院に勤務する事になりましたが、
これがまた駄目駄目ナースで、… 」
ちっとも、駄目、ではない、よ。
少し、誇らしくおもった。彼女とまた、
逢える日が来るように、やっぱり、
お酒は必要はない事を噛み締めた。
今日も、お酒は必要ありません。
全ての事に、感謝です。
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小アジと鯛の新鮮なのを、ギックリ腰な人を
病院に搬送途中のスーパーで見つけたので、
小アジ南蛮漬けと、鯛のうしお汁、かぶら蒸し
いつもと違うスーパーもオツだわ(^-^)
これから2月にかけて、寒くなります。
クシャミからでも、ギックリさんになる
らしいので、皆さんも、気をつけて下さい。
ハウスレス
昨日は、帰宅が夜の1時を回っていた。
新年の炊き出しに参加を。
身寄りのない人 、ホームレスの人と呼ばれる
人達への食事の振る舞いと、お弁当を届ける
ボランティアへ。
暖冬と言えども、夜になると凍てつく寒さ
寒さ故に、新年とは裏腹に繁華街も人少なく
家路を急ぐ人が忙しなく通りすぎる。
暖かい物をと、豚汁や炊きたてのご飯を
詰めて手渡す。食べもの、香水、アルコール
色々な匂いが混じり合い、お互いに言葉を
交わし合う。「風邪ひいてない?」
「最近、調子はどう?」
公共施設の守衛室近くに布団を敷いて
寝られている方に、お弁当を届けに。
薄っすら灯りが灯るガラスの扉に、拠り所
にするように、ぴったりと布団が人
恋しそうに並べてあった。
その方は、仲間が万引きで捕まった事を
俺はたしなめたんだけどさぁと、我慢しろよ
といったんだよ、と、人との会話を
楽しそうに交わしていた、楽しみを噛み締め
るように。枕元に、350㎖のビールが
そっと置いてある、半分ほどのビールを
残したままに。
支援者の方に尋ねた。
「どうして、施設入所という道を拒絶してまで
彼処にとどまるのでしょう?」と。
一言を発した
「病気です、麻痺してるんですよ、彼らは。
だから、どうしようもなくても、大丈夫と言う。
大丈夫と言い聞かせる。自分の置かれていた
環境を脱するのが、怖いと」
「 病気です、麻痺してるんですよ…」
また、炊き出しに参加しようと思う。
私だって、ホームレスではなくて、ハウスレス
だった、1人孤独に、連続飲酒で、心の
そこから泣いていた、暖かい家族の中に
いてさえも。
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今日は、シュウマイを手作りしてみました。
鳥ひき肉と、お正月半額値段の海老でさ。
膵炎さんにも、メタボ家族にも内臓に
優しいです。
皆さんも、きっと断酒してるはず。
私も、今日も断酒を選びました。
感謝です。
けんちん汁のように
お正月で余った野菜を、どうしようかしらん!
でも、心を整える本も読みたいし! なんて
自己啓発本と料理本コーナーを行ったりの狭間
ちぎった豆腐、色とりどりの野菜、上品なダシ
けんちん汁の発祥だったとは;^_^A
けんちん汁は、床に落ちた崩れ豆腐をもったい
ないと洗い、野菜の皮を捨てようとした僧侶
をとめて、有難く頂いた禅の本質が詰まった
完全食らしい。僧侶達は、自分の行いを振り返り、食べ過ぎなどの欲望を抑え、いってシンプル
なこの料理を、他者への感謝を込めて、
頂くのだと言う。
「 道業を成ぜんが為に 応ぜんが為に応に
この食を受くべし。」
ただ、自分の欲ばかりにお酒を飲み
周りを顧みず、自我に突き進んできた酒呑み
昨日は、フライング七草粥をしたし
けんちん汁は、未熟すぎて、今、まだ
作るべき料理ではないので、残ったブロッコリー
の芯で、ジャガイモのポタージュ。
柚子の皮汁を甘酢にしてつけた大根。
取るに足らぬ事などひとつもなく
世の中には。自分達の病気にも、必ず
意味がある。
今日も、断酒 が出来ました。
感謝です。
考え方を、かえる
今日は、家族が新年会のため
朝から、七草粥にした。疲れた胃腸を
休める為の先人の智慧もあるだろう。
2週間後の膵炎の定期検診もあるため、もう
一度、もう一度、お酒と内臓との関係を勉強。
肝機能が低下すると、血液中の γ(ガンマ)
GTPの数値が上昇する。目や尿が濃い黄色になる、肝臓の細胞が壊死している証拠。
お酒をどんだけ飲んだ指数。
「 肝臓に、アルコールや薬物などの〜毒〜を
入れすぎると、数値があがり… 」
アルコール = 毒 、毒、毒!
しっかりと、医療系の文献に明記していた
アルコール = 毒
去年から、飲んでいない数ヶ月は継続して
いるが、今年元年から、初心の気持ちである。
意識を、グッと変えた。変えなければ、
何も変わらないから。
365日、人生は死ぬまで降りられませんが
ある中生活は、幕をひける、降りられる。
今日も1日、勿論、断酒します。
感謝です。
その先の想像力
全国的に暖冬で、着るものの軽さが
心地よい。生活も、うんと軽くしたいから
暇にまかせて、断捨離。
お正月の残り野菜もあり、今日は軽めの
膵炎さんに優しい夕食
天ぷらが食べたい! トンカツ欲しい!
という欲求を断ち切る事は、断酒にも似ていて
「 病気だから諦める」「他に美味しい(楽しい)
ものを見つける」「 食して、痛い目にあって
懲りる」など、断ち切るための想像力が
欠かせない様な気がする。
安い食材をどう調理したら、盛り付けたら
揚げ物や高カロリー食に負けないか?
今度飲んだら、どういう事になるか?
ある中さんも、膵炎さんも
年中無休な病気に対する その先の一歩。
先日訪れた清水寺で、久しぶりに
御守りを買ってみた。
家内安全、学業成就、金運上昇など 10種類
近くの中から選んだのは…
「 勝つ 」
個人的には、「(己に)克つ 」の
意味も込めて。
今日も、断酒で守られました。
感謝です。
心鎮める
日が少し傾きかける中、庭園を眺めながら
お抹茶を頂く。